お金に弱い自分に教えたい3つのことを「サイフの穴をふさぐには」から引用します。

<目次>

1.民間の上乗せ保険は、社会保障制度を学んでから選ぼう。

2.カードローン・リボ払いは、使用前に総支払額・返済期間を明確にしよう。

3.銀行から融資を受ける前提のワンルームマンション投資は、信用を毀損されるだけで投資にはなら無いと言うことを認識しよう。

4.まとめ

 今回の引用元は、「サイフの穴をふさぐには」 著者:オロゴン氏、税務監修:大河内薫氏

1.民間の上乗せ保険は、社会保障制度を学んでから選ぼう。

高額療養費制度を使用すると、上乗せ保険に入っていなくても10万円弱/月の自己負担で賄える。

既婚者で家族がいれば不安になるかもしれない。銀行にある領金では不安であれば、上乗せ保険を検討するのもひとつかもしれない。

独身の方も含めて、上乗せ保険に入る前には・・・

もしもの時に社会保障制度だけで、対応できないかを一度考えてから、民間保険の検討をしてほしい。

病気や怪我で入院して、民間保険で儲かるということもある、宝くじに当選するくらいの確率である。

そう考えると、いいことのようにも聞こえるが、日々のコストは大変なものになる。そこまで支払って、宝くじになかなか当たらないって、報われない。当たるのもいいものではない。

2.カードローン・リボ払いは、使用前に総支払額・返済期間を明確にしよう。

少し大きい額のものを買う際に、便利なカードローンやリボ払い。

ちまたに溢れている便利そうな仕組みだが、使う前にはしっかり使った後の返済趣味レーションをしておくことが重要。

銀行からのお便りに、便利そうに書かれているが金利、利子、トータル返済額は一番に考えよう。

考えたらきっと使いたくなくなるのでは無いだろうか。

金利は、概ね15〜18%となっている。

仮に、50万円を借りて15%で月々8000円返していくとすると、

返済期間は 22年 と大変長期間になる。

総支払額127万円! 2.5倍もの額を支払うことになる恐ろし仕組みだ。そこまで計算せずに月々返しやすい額を返していては、いつまで経っても終わらない。

しっかり仕組みを理解してから、それでも使用したければ使用すればいいだろう。

間違っても、知らずに永遠と返していくことは避けたい。


3.銀行から融資を受ける前提のワンルームマンション投資は、信用を毀損されるだけで投資にはなら無いと言うことを認識しよう。

急に電話でのセールスが・・・

と様々イメージのある新築ワンルームマンション投資。

「節税効果がありますよ」が売りである。確かに節税効果も見込めるだろう。

しかし、ターゲットとなるのはサラリーマンが大半。サラリーマンという信用を毀損し、銀行からの融資をうけ、マンションを購入するというもの。

銀行への返済が終わるまでは、銀行の持ち物となり、持っている本人は重い荷物を持っているだけで、返済できなくなったら銀行に取り上げられる。

新築物件は、一歩足を踏み入れただけで3割値段が下がるともいわれている。

他の章で出てくるが、大きな固定費も見直す事が必要であるため、人の住むマンションなど買わない方がサイフの穴はふさげる。

こんな話が舞い込んできたら、

「あなたが買われたらどうですか」といって、自分には必要がないことを伝えよう。


4.まとめ

元銀行員 オロゴン氏が新社会人向けて出版したお金の教科書となる本書は、お金の教育が学校教育にはないこの国の国民は一度は読んでおいた方がいい本となっている。

社会人であろうが、お金の教養は自分で学ぶことをしないと身につかない。この本は、学びははじめに読み始めるに値するとてもわかりやすい本であった。

お金についてすでに理解している人も、是非見返して復習することができるので、お手にとっていただきたい。

そして、一人でも多くの人がお金について正しい認識を持っていただけると、世の中も少しずつ変化していくであろう。

今回紹介した「サイフの穴をふさぐには」は、目次下のリンクから購入できます。

税務監修:大河内薫氏のオンラインサロン「大河内薫マネリテ戦略室」は下記リンクから、飛べます。

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